Interference
Hearing the invisible
Posted on July 4, 2026 / Journal
途切れる音
ジョギングの帰り、イヤホンを耳から外して、そのままポケットにしまう。無意識の動作です。そして、そのまま洗濯機で洗ってしまう。これを何度もやりました。ジョギングした後は汗をかいた時の開放感や適度な疲労感もあり、つい油断してしまいます。洗ってしまうと、かなりの確率で壊れてしまいます。
また、たいてい街中に出かけた時に紛失します。ポケットに両方しまったつもりでも、気づくと片方だけになっていたりします。よく壊したり紛失してしまうので、最近は安いものしか使いません。高いものを買っても、寿命が同じで、短命だからです。
安いものを使っているからかもしれませんが、音は街中にいくと混線します。いつものジョギングコースでは、普通に使えるから問題はないですが、駅前や街中では確実に混線して、音楽が途切れ途切れになります。この途切れ途切れになる感覚が好きです。いつも聞いている音楽がまた違ったように聞こえてきます。
途切れ途切れとなった音楽は、時には新しい音やリズムのように感じることもあります。プロが完璧に作った音楽も素晴らしいですが、混線した状態の音楽は、ある意味無作為に壊された音で、狙って作れるような音ではありません。
街中の電波や信号がイヤホンに干渉した瞬間、耳を通じて電波の存在を感じます。この目には映らないものを、耳で捉える。その感覚が新鮮なのかもしれません。